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時代祭(京都)はなぜ行われるようになったのか? [日本の祭]

毎年10月22日に行われる京都の時代祭の詳細について書いてみたいと思います^^

なぜ10月22日に毎年開催されるのかというと
この日は長岡京から平安京への遷都(せんと)があったとされる
「京都の誕生日」だからなんだとか。

遷都・・・都を他へうつすこと

やはり22日に行われる時代行列が注目を集めそうですが
2014年の日程は下記の通りとなっています。

10月15日
・時代祭宣状祭
・時代祭奉祝踊り足固め

10月21日
・時代祭前日祭

10月22日
・時代祭
・神幸祭
・行在所祭
・行列進発
・大極殿祭並還幸祭

10月23日
・時代祭後日祭

雨天の場合の順延については時代祭当日の22日早朝に決定されるようです。


この時代祭は京都三大祭の一つで右京区岡崎にある平安神宮の祀事です。
ちなみに時代祭・葵祭(開催日:5月15日)・祇園祭(開催日:7月1日~7月31日)
が京都三大祭と呼ばれます。

時代祭が行われるようになった背景には
幕末の騒乱や東京遷都で活気を亡くした京都の街おこし事業として
1895年(明治28年)にはじまりました。

1回目の開催は記念祭としての意味合いが強くなりましたが
2回目以降は「平安神宮のご祭神に京都の町の繁栄をご覧いただく」
ということが趣旨の祭となりました。

時代祭というと時代装束をまとった人たちの歴史行列と思われがちですが
京都を盛り上げるために誕生した平安神宮と京都市民による壮大な秋の祭礼といえます。
タグ:時代祭
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